まずは問題になれること
第一段階
この部分でまず目標にするところは過去問になれること
そのために過去問を「こなす」
大事なのは解くや理解するではなく「こなす」こと
この「こなす」とは
- 問題文がすんなり読むことができる
- 問題文が問いかけているテーマ・必要知識を把握する
- 以上二つを試験時間(2時間)以内に完遂できるようになる
ことです
つまり問題に慣れること
法律系の文章は読解できるまで時間がかかる
基本的に法律系の文章は身のまわりにある文章よりも読みにくいものです
分かりやすさよりも正確さを重視しているため普段から契約書の約款などを読み慣れた人以外がスラスラ読みこなすには訓練が必要です
そして宅建ではこういった「読みにくい文章」で書かれた問題が50問
それを2時間以内で解ききることが条件になってきます
ですのでまず初めに法律系の文章を早く正確に読めるようになる必要があります
これができないと
仮に本来は満点をとれるほどに理解していたとしても
時間切れで合格点に到達できないことになってしまいます
4時間かけて取る満点より2時間で届く合格点のほうが試験では重要
そのためにまず試験時間内に過去問を「こなす」ことを目標に勉強を始めます
過去問を読んでみる
過去問を「こなす」具体的な手順としては
過去問の中で
- 文章がすんなりと理解できる問題
→きちんと解く
- 文章がなかなか理解できない問題
→最低3回読む、問題文中の理解できない単語にマークを入れる
以上の作業を2時間以内で行う
2時間も勉強時間が確保できない場合はタイマーなどで合計2時間以内で終わらせることを目指してください
過去問が終わったら
これが終わった後は
- 解いた問題
→・採点をする
・間違った問題のテーマを書き出す
・間違った問題に必要な知識を書き出す
- 文章を把握できなかった問題
→・解説を読む
・問題のテーマを書き出す
・理解できなかった単語の説明分を書き出す
テーマと知識説明文は別々に書き出します
- テーマのほうは後で集中的に勉強する時のための記録
- 知識と説明文は今記憶しておくための記録です
大事なのは繰り返すこと
これを1セットとして、自分で決めた回数は同じ過去問を繰り返す
繰り返す回数は3回くらいを目安にしてください
大事なのは完全にできるまでやろうとしないこと
自分で決めた回数を過ぎたら次の過去問に取り掛かります
これを過去問なれるまで繰り返します