問題文にマークする習慣をつける

「マークする」とは問題文や選択肢の重要な部分にしるしを付けることです

具体的には以下のようにして他の記述よりも目立つように書き込むことです

  • アンダーラインを引く
  • 四角で囲む
  • ☆などのマークを書き込む

必要性の説明

宅建の試験時間は2時間(120分)です

この時間内に自分の実力を出し切るには時間配分の管理が重要になります

大まかに見積もって

  • 問題を解く時間を100分
  • 見直しの時間を20分

これぐらいを目標にそれぞれの作業時間を確保するようにしたいところです

具体的には1問につき「問題の解答は2分」、「見直しは24秒」で行うことを時間配分の目標にしましょう

以上の時間配分で問題を解いていくには普段から問題を迅速に解いていくことを意識して勉強することが大事です

そのための有効な方法は問題文の重要部分にマークを付ける習慣をつけるというものです

マークする主な利点

マークすることの利点は以下の通りです

  • 重要部分の判断を明確化できる
  • 見直し時の効率が向上する

重要部分の判断を明確化できる

人は頭で考えたことはすぐに忘れてしまいます

ですので重要部分の判断を(マークせず)頭で考えただけで解いた問題について、答え合わせをしたときに自分がなぜ「この選択肢を選んだのか」を思い出すことは困難です

これでは「自分の失敗を判別できない」ので学習効率がなかなか向上しません

問題を解く時は必ず「自分がどこの記述を重要だと判断したのか」をマーキングするようにしてください

見直し時の効率が向上する

初めに提示した時間配分で計算すると見直しの時間は多くて20分で、初めに問題を解いた時の5分の1しか確保できません

つまり五倍の速さで見直しを進めていく必要があります

そのためには見直しの時は重要事項だけを拾って読んでいくことが重要になります

初めに解く時に重要事項と判断した部分は必ずマーキングをするようにしましょう

マークする上での注意点

普段から技術を磨いておかないと本番で使い物にならない

マークは重要ですが馴れてないと

  • 必要以上にマークをつけて、見直しするときに逆に読みにくくなってしまう
  • 必要な部分を見逃して、意味がなくなってしまう

などの危険性があります

普段から問題を解く時からマーキングする習慣をつけて、自分なりの判断基準を作っておきましょう

マークするのは過去問集ではなく過去問

過去問を解く時は市販の過去問集に直接マークを記入してしまうと2回目以降、問題を解く時に支障が出てしまいます

ですので問題を解く時はRETIOが公開している過去問を印刷して解くことをオススメします

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