借地借家法:毎年複数題出題される重要テーマ
借地借家法とは居住を目的とした建物の賃貸借や居住用の建物の所有を目的とした土地の賃貸借に関わるルールを規定した法律です
毎年2問出題される最重要テーマの1つ
借地借家法は毎年2問出題されています
多くの場合は借地と借家でそれぞれ1問ずつ出題されています
また民法の賃貸借や使用貸借との異同を問う問題も多く出題されています
基本の確認
借地借家法における理解度を確認するには以下の質問に答えられるが重要です
- 借地借家法が適用されるのはどういった物件か?
- 民法の賃貸借との違いは何か?
- 使用貸借との違いは何か?
- 存続期間について理解しているか?
- 対抗要件について理解しているか?
- 特殊な借家権について理解しているか?
- 特殊な借地権について理解しているか?
- 更新について理解しているか?
- 転貸について理解しているか?
範囲が広いので一覧表を作成し覚えるようにする
借地借家法は範囲が広いテーマです
民法の賃貸借、借地契約、借家契約、使用貸借について
存続期間などの細かい数をそれぞれの場合で覚え、更新などの手続きの流れや書面でするかなどを覚える必要があります
そのため一度自分でそれぞれの場合の一覧表を作成することをオススメします
テキストに載っている一覧表を丸暗記するよりも自分でテキストや過去問を確認しながら一覧表を埋めていく方が必要な知識を実感として得られる効果があります
出題数が多い問題は過去問を中心に覚える
借地借家法は毎年2問出題されています
そのため10年分の過去問で20問出題されることになります
出題数が多い場合過去問を何度も解くだけでかなりの範囲をフォローできます
ですのでテキストを何度も読んで過去問に挑むよりも過去問を何度も解いてその都度テキストを確認するほうが効率が良い方法です
理解度を確認するための過去問
以下に借地借家法の知識が要求された主な過去問を上げておきます(難易度が高すぎる問題や重要度の低い問題は除いています)
借地借家法に対する理解度を確認する場合は以下の問題を解いてみてください
- 平成28年 問題11 問題12
- 平成27年 問題11 問題12
- 平成26年 問題11 問題12
- 平成25年 問題11 問題12
- 平成24年 問題11 問題12
- 平成23年 問題11 問題12
- 平成22年 問題11 問題12
- 平成21年 問題11 問題12
- 平成20年 問題13 問題14
- 平成19年 問題13 問題14
- 平成18年 問題13 問題14
- 平成17年 問題13 問題15
注意)このサイトは「宅建に合格する」ために必要な法律知識を記載したものです。そのため法律上の厳密性よりも分かりやすさを重視しています。また、この記事は作成時(2017年9月)に施行されている法律に則ったものです。法律は改正されることがありますので、各自で確認をお願いします。
「借地借家法」の関連ページ
「勉強法」の記事
「権利関係」の勉強のポイント:「権利関係」に関する特徴や勉強のポイントを解説したもの
「過去問分析」の記事
賃貸借:借地借家法との比較問題が良く出題されています。違いを意識して学習するようにしましょう