35条書面:複数題出題される最重要テーマ

35条書面とは宅建業法における「重要事項の説明」に関する書面のことです

毎年複数題出題される確実に得点しておきたいテーマ

35条書面(重要事項の説明)は毎年2~3問出題されています

宅建業は受験者の多くが得点する科目です

合格するには宅建業法の重要テーマは獲れることが前提になりますので必ず得点するようにしましょう

また37条書面(契約書)との異同もよく出題されていますので二つの違いをよく理解しておくことが大事です

基本の確認

35条書面(重要事項の説明)における理解度を確認するには以下の質問に答えられるが重要です

  • 宅地建物取引士の義務を理解しているか?
  • 重要事項の説明のタイミングを理解しているか?
  • 売買交換・建物の貸借・宅地の貸借の違いを理解しているか?
  • 基本的説明事項について理解しているか?
  • 追加説明事項について理解しているか?
  • 37条書面(契約書)との違いを理解しているか?

宅建業の重要テーマは必ず得点する意気込みで

宅建の総問題数は50問でそのうち20問が宅建業法です

その中でも頻出問題は確実に得点する気概が必要です

宅建業法の重要テーマは毎年複数題出題されています

そのため過去問を何度も解くことでかなりの範囲を理解することができます

ですので過去問を重点的に勉強することをオススメします

37条書面(契約書)との違いをしっかり理解しておく

35条書面(重要事項の説明)と似ているものに37条書面があります

これは契約書のことで契約成立後に遅滞なく契約当事者に交付する必要のあるものです

契約前に説明し交付する必要のある35条書面と様々な類似点があり、この二つの区別があいまいだと問題を取りこぼす危険があります

過去問にもこの二つの書面の違いを確認する問題が何度も出題されていますので過去問を中心に学習しておく必要があります

理解度を確認するための過去問

以下に35条書面(重要事項の説明)の知識が要求された主な過去問を上げておきます(難易度が高すぎる問題や重要度の低い問題は除いています)

35条書面(重要事項の説明)に対する理解度を確認する場合は以下の問題を解いてみてください

  • 平成28年 問題30 問題36 問題39
  • 問題27年 問題29 問題31 問題32
  • 平成26年 問題34 問題35 問題36
  • 平成25年 問題29 問題30 問題33
  • 平成24年 問題30 問題32
  • 平成23年 問題32 問題33 問題34
  • 平成22年 問題34 問題35 問題36
  • 平成21年 問題33 問題34
  • 平成20年 問題36 問題37
  • 平成19年 問題35 問題40
  • 平成18年 問題33 問題35
  • 平成17年 問題37 問題38 問題39

注意)このサイトは「宅建に合格する」ために必要な法律知識を記載したものです。そのため法律上の厳密性よりも分かりやすさを重視しています。また、この記事は作成時(2017年9月)に施行されている法律に則ったものです。法律は改正されることがありますので、各自で確認をお願いします。

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