37条書面:複数題出題されることの多いテーマ

37条書面とは宅建業における交付が義務付けられている契約内容を記載した書面のことです

確実に得点しておきたいテーマ

ほぼ毎年複数題出題されていますので確実に得点できるようにしておきましょう

過去問を中心に勉強を進めておけば大部分を理解することができます

基本の確認

37条書面(契約書)における理解度を確認するには以下の質問に答えられるが重要です

  • 宅地建物取引士の責任について理解しているか?
  • 交付の時期について理解しているか?
  • 記載事項について理解しているか?
  • 売買交換の場合と貸借の場合の違いを理解しているか?
  • 35条書面(重要事項の説明)との違いを理解しているか?

過去問を解くことでかなりの範囲をフォローできる

年に数問出題されている問題は過去問を解くだけで重要部分をほぼ完全に把握できます

出題数が少ない問題はテキストを中心に理解する必要がありますが、出題数の多い問題は基本的に過去問を集中的に解いて分からない部分をテキストで補完することで大部分が理解できます

ですので宅建業法の重要テーマは基本的に過去問を解いて理解してくほうが効率的です

35条書面(重要事項の説明)との違いを理解しておく

37条書面(契約書)はかなりの頻度で35条書面(重要事項の説明)との違いを問う問題が出題されています

両方合わせると5問出題されている年もあるほどの重要テーマです

なのでこの両方の区別があいまいだと両方の問題を取りこぼす危険があるため過去問でどういった違いが問われるのかをしっかり確認しておくようにしましょう

理解度を確認するための過去問

以下に37条書面(契約書)の知識が要求された主な過去問を上げておきます(難易度が高すぎる問題や重要度の低い問題は除いています)

37条書面(契約書)に対する理解度を確認する場合は以下の問題を解いてみてください

  • 平成28年 問題30 問題39 問題42
  • 平成27年 問題38
  • 平成26年 問題40 問題42
  • 平成25年 問題31 問題35 問題36
  • 平成24年 問題31 問題32
  • 平成23年 問題34
  • 問題22年 問題34 問題37
  • 平成21年 問題34 問題35 問題36
  • 平成19年 問題40
  • 平成18年 問題37
  • 平成17年 問題39 問題40

注意)このサイトは「宅建に合格する」ために必要な法律知識を記載したものです。そのため法律上の厳密性よりも分かりやすさを重視しています。また、この記事は作成時(2017年9月)に施行されている法律に則ったものです。法律は改正されることがありますので、各自で確認をお願いします。

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