土地に関する問題:毎年出題されるテーマ
土地に関する問題では宅地の適正などを基準に土地ごとの性質の理解を問うものが出題されます
毎年出題されており、難易度も高くない
土地に関する問題は毎年1問出題されています
また、難易度もそこまで高くないので確実に得点するようにしましょう
基本の確認
土地に関する問題における理解度を確認するには以下の質問に答えられるが重要です
- 山地の特性を理解しているか?
- 丘陵地・台地の特性を理解しているか?
- 低地の特性を理解しているか?
- 土地ごとの災害に対する安全性を理解しているか?
五問免除の手続きをする場合は早い段階で
土地に関する問題は五問免除問題に含まれているため宅建登録講習を受けることで免除されます
注意)宅建登録講習は宅建業に従事している人のみを対象にした講習です
しかし宅建登録講習の締め切りは宅建試験の申込締め切りより先のものがほとんどです
ですので宅建登録講習を受講する場合は早めに「近場で開催している講習会」をチェックするようにしましょう
難易度は高くないので学習は最後でも大丈夫
土地に関する問題は出題の難易度が低く、出題範囲が狭いため学習時間はあまりかかりません
模試の直前や試験本番の直前に過去問を解いて、テキストを確認するだけでも十分に正解することができる問題です
ですので試験までまだ時間がある場合は、他の主要テーマを優先して勉強した方がいいと思います
知識がなくても判断力で正解できる問題が多い
土地に関する問題の過去問の中には知識がなくても判断力だけで正解できる問題が多く出題されています
例えは無条件に「安全」と言い切っている選択肢は高確率で「不適切な選択肢」です
これは現実問題として少しでも危険性がある場合、その土地を「安全」と表現することはできません
そして「少しの危険性もない土地」はまず存在しないため、ただ「安全」と表現する選択肢はまず「不適切な選択肢」と判断して間違いありません
こういったことは知識として覚えていなくても、判断力で分かる問題ですので選択肢の内容が「現実に成立するか」を念頭に置いて問題文を読むようにしましょう
理解度を確認するための過去問
以下に土地に関する問題が出題された過去問を上げておきます(難易度が高すぎる問題や重要度の低い問題は除いています)
土地に関する問題に対する理解度を確認する場合は以下の問題を解いてみてください
- 平成28年 問題49
- 平成27年 問題49
- 平成26年 問題49
- 平成25年 問題49
- 平成24年 問題49
- 平成23年 問題49
- 平成22年 問題49
- 平成21年 問題49
- 平成20年 問題49
- 平成19年 問題49
- 平成18年 問題50
- 平成17年 問題50
注意)このサイトは「宅建に合格する」ために必要な法律知識を記載したものです。そのため法律上の厳密性よりも分かりやすさを重視しています。また、この記事は作成時(2017年10月)に施行されている法律に則ったものです。法律は改正されることがありますので、各自で確認をお願いします。
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