合格するには実力だけじゃ不十分

いきなりですが

資格試験に合格するために必要な3つの要素があります

  • 本来の実力
  • 勉強の自信
  • 試験の慣れ

これは宅建のみに通用するものではありません

受験や試験など合格を目的とした勉強全般に言えることです

これが無いとまず合格できない「本来の実力」

まず何といっても絶対に必要な「本来の実力」

人は実力以上の結果を出すことはできません

ですので試験本番までに「実力」を合格ラインにまで伸ばさないと合格などまず無理です

実力だけだと足りない残りの二つ「自信」と「慣れ」

しかし実力だけでは合格できるとは限らないのが現実

「本来の実力が出せなかった」という言葉

自分で言うことも周りから聞くこともあるかもしれません

多くの人がこの言葉を「運が悪かった」と言う意味で言っているかもしれませんが

実は合格に必要な「自信」と「慣れ」が足りなかった

こっちが実情の方が多いです

自信が無い人は苦手な問題に当ったときに焦って本来ならとれる他の問題も取りこぼします

試験に慣れてないとペース配分や捨て問の見極めができません

結果「本来の実力が出せなかった」のです

この二つが「実力以上の結果」を出すとは言えませんが

この2つが無いと「本来の実力」は出せないと思った方がいいでしょう

けれど実力以上の自信は「タダの過信」でしかないので

自信の見極めも重要です

基本的に勉強スケジュールはこの3つを基準に決める

受験は段取りで決まります

1)合格ラインまで「実力」を伸ばし

2)実力の足を引っ張らないよう「自信」と「慣れ」を身につける

試験までの残り期間でこの3つをどれだけ伸ばせるかが合格の鍵となります

「3ヶ月で合格」というのは本当なのか

書店の「資格受験」コーナーやネット上の「受験ブログ」などには「○ヶ月で合格する方法」や「○ヶ月で合格した」というタイトルを見かけると思いますが

こういったタイトルを見ると「自分もできるんじゃないか」と思う人もいると思います

私の考えですが

こういった受験方法は試験勉強を始める前から勉強に対する「自信」と試験に対する「慣れ」が必要なラインを満たしていることが前提の勉強法です

過去の高校受験や大学受験そして他の資格試験における「成功体験による自信」とその時に培った試験への「慣れとテクニック」

この2つがあれば(宅建の場合)「実力」を3ヶ月で合格ラインまで伸ばすことは決して不可能ではありません

ただ他の人ができたとしても自分に「自信」と「慣れ」が無い場合はまず成功しません

時間があるなら試験期間は多く取った方が良い

そして仮にこの2つあったとしてもわざわざ選ぶにはかなりリスキーな方法なのは間違いないでしょう

この方法をあえて選ぶときは自分の勉強への自信と試験への慣れがどれほどあるのか

そこをよく考えないと痛い思いをすることになります