二つの過去問と一つのテキスト
宅建の勉強のために準備するものは次の通りです
- 過去問集
- 過去問
- テキスト
過去問が二つあるのは
過去問集が「解説の入った書籍」のことで
過去問がRETIOが「ネット上で公開している過去問」のことです
※RETIO(不動産適正取引推進機構)は宅建の試験を運営している団体です
過去問集は解説が目的
過去問集は解説がメインであり問題文側は基本的に使わないので
解説部分だけ分離できる形式のほうがかさばりません
金銭に余裕がある場合は同じ過去問集を2冊買って片方を保存用ともう片方を書き込むようとする方法もあります
ただ個人的には次の過去問をダウンロードする方法のほうがおすすめです
過去問は毎回印刷
過去問はRETIOのホームページからPDFをダウンロードし年度ごとにプリントアウトして使います
過去問を「こなす」あるいは「解く」時はこのプリントアウトした過去問に直接答えや解説を書き込んでいきます
解く時もわざわざマークシート式に答えるのではなく
- 直接問題文の選択肢に〇×を付け
- 解説を読んで選択肢の間違った部分を赤ペンで書きこんでいく
という使い方をしていきます
気を付けないといけないのは過去問をそのまま印刷すると25ページという分量になることです
印刷紙1枚に1ページで印刷すると紙がいくらあっても足りないので
一枚に4ページで両面印刷などをして枚数を稼ぐといいでしょう
その分文字や余白が小さくなり書き込みにくくもなりますので自分で調整してください
また公開されている過去問は当時そのまま
そのためそれ以降の法改正に対応してない可能性があるので
そこは問題集の解説で確認する必要があります
テキストは1冊で充分
テキストとは書籍によっては「合格基本書」「解説書」「教科書」と書かれたものです
このテキストは基本的に500ページで一冊完結のもので十分です
総ページ数1000オーバーのものや科目ごとに分冊されたものは持ち運びに不便ですし
分量が多いものの中には文字を大きくしたりレイアウトを工夫しているだけで
内容の密度の低いものがあります
ですので分厚さがそのまま内容量に比例しているわけではないと考えたほうがいいでしょう
合格を目指すのなら全科目を一冊にまとめて500ページ前後のテキストが一番勉強しやすいと思います
具体的には私はLECの「宅建士とらの巻」を購入しました
以上が勉強するうえで必要最低限そろえるべきものです
金銭に余裕があるのならマンガ宅建や分かりやすい民法の解説書を読んで
大まかな感じを掴んでおくのも有効です