基本は過去問
資格試験の勉強で核心は過去問です
解説書はあくまで過去問で理解できない部分を理解するための補助として活用します
極端な話過去問を十年分完全に理解することができればまず合格できます
無理だと思う人もいるかもしれませんが
目安として勉強期間を1年と考えれば最後の二か月を完全に復習に費やすとしても
過去問1つにに1ヶ月費やせる
これは例えで実際にはこういった進め方はしませんがそれでも十分な時間があるといえるでしょう
覚えた知識と使える知識
過去問が重要な理由は
「覚えた知識」を「問題を解くための知識」に変える
残念ながら知識は覚えただけでは「使える知識」にはなりません
覚えたばかりの知識は融通が利かない状態で
少し言い回しが変わっただけで同じことを言っていると気づきにくい面があります
「覚えたはずなのに」試験で知識が出てこなかったという場合は、
この「表現が変わっても思い出せる」まで理解していなかったということが多いです(もちろんど忘れの場合もありますが)
この覚えた知識を使える知識に変えるには問題を解くしかありません
これが一番効率的にできるのは過去問を解くことです
苦手科目と得意科目
他にも実戦形式の問題を解いていくことで自分の中の得意科目と苦手科目を普段から把握しておけます
そうすれば2時間とという試験時間の中でより点を多くとるためのの優先科目が分かる
苦手科目にどれだけ時間をかけるのかが分かる
これが驚くほど本番に聞いてきます
特に宅建の場合
ある意味で正念場の民法が一番初めにあります
この民法にこだわり過ぎると後半の宅建業法を解く時間が確保できない
過去門や模試に勉強時間を取らない人がよく陥る失敗です
こういったことを防ぐためにも勉強の中心に過去問を据えることは重要です