相続:確実に得点したいテーマ

相続は亡くなった人の財産や債務を亡くなった人の家族が受け継ぐ制度です

ほぼ毎年出題されている

過去12年分の過去問では相続は11回出題されており、毎年出題されているといっても過言ではないでしょう

また問題も基本を押さえておけば正解できる問題が多く、しっかりと理解しておきましょう

基本の確認

相続における理解度を確認するには以下の質問に答えられるが重要です

  • 相続権者は誰か把握できるか?
  • 相続分を計算できるか?
  • 代襲相続について理解できているか?
  • 相続の承認や放棄を理解しているか?
  • 遺言について理解しているか?
  • 遺留分について理解しているか?

事実関係の正確な把握がカギ

相続の問題は問題文と選択肢に記された事実関係を正確に把握しているかがポイントになります

  • 相続権者は配偶者か、子か、親か、兄弟か?
  • 相続が発生する以前に亡くなっている人はいるか?

こういったところの把握があいまいだと解答に必要な知識を持っていても正解できません

事実関係の正確な把握は問題を解いて慣れていくしかないので過去問等で数をこなすことが大事です

必要となる知識は基本的なものが大半

相続に関しては事実関係が正確に把握できれば、その先の必要となる知識は過去問で繰り返し出題されています

またその知識も基本的なものがほとんどなので基本をしっかり押さえておきましょう

理解度を確認するための過去問

以下に相続の知識が要求された主な過去問を上げておきます(難易度が高すぎる問題や重要度の低い問題は除いています)

相続に対する理解度を確認する場合は以下の問題を解いてみてください

  • 平成28年 問題10
  • 平成27年 問題10
  • 平成26年 問題10
  • 平成25年 問題10
  • 平成24年 問題10
  • 平成23年 問題10
  • 平成22年 問題10
  • 平成20年 問題12
  • 平成19年 問題12
  • 平成18年 問題12
  • 平成17年 問題12

注意)このサイトは「宅建に合格する」ために必要な法律知識を記載したものです。そのため法律上の厳密性よりも分かりやすさを重視しています。また、この記事は作成時(2017年9月)に施行されている法律に則ったものです。法律は改正されることがありますので、各自で確認をお願いします。

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